大手の総合商社

商社というのは、製品や技術を備えていないため、その価値を占めているのは大半が「ヒト」です。要するに、大手の総合商社における企業ブランディングでは、社員の“意志の統一”こそが最優先事項なのです。さらに、その様子を外部から見ていると、信頼性に疑問を感じてしまうものです。 大手の総合商社では、何千人、または何万人という社員を雇い、数百人の新入社員が1年に入社します。このような商社の企業ブランディングのカギとなるのは、自社のイデオロギーやコーポレートステートメントを社員全員に定着させることです。もちろん、実際には多くの社員が、それぞれの拠点で仕事をしているので、全ての社員が足並みをそろえるのはかなり困難な作業でしょう。 例を挙げて分かりやすく説明するならば、同じ方向に100人の人々が向いて、整然と列を乱さないで行進し続けているのと同様であることを表します。つまり、「社員」ということです。ところが、100人がみんな違う方向に向かってしまっていたら、企業も決して良い方向へは進まないものです。 。また、それらはコーポレートステートメントや社訓といった形で具現化されており、働いている社員1人1人に徹底して教育しています。それでは、大手の総合商社の場合、企業ブランディングの確立のために、社員をどのようにしてコントロールするのでしょうか?現在では、日本経済を担う名高い総合商社には、貫き通している伝統的な営業姿勢や経営姿勢がそれぞれの商社で存在しています。